塩分を摂りすぎると、血糖値が上がると思ってらっしゃる方が多いみたいですね。
実は、塩分を摂りすぎたからといって、血糖値は上がりません。
塩分は栄養分ではなく、エネルギーにもなりません。
しかし、塩分で血糖値が上がらないからといって、血糖値が高めの方でも、塩分を沢山摂ってもいいという訳ではありません。
血糖値が高い方は、血管障害を起こしやすいので、塩分を過剰に摂取すると、脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が高くなるのです。
塩分を摂りすぎると、血液がドロドロになり、血液の流れが悪くなります。
なので、血糖値が上がるのではなく、血圧が高くなるわけです。
よって、脳梗塞や心筋梗塞以外にも、心不全、腎不全を引き起こしたりする可能性があるでしょう。
血糖値が高い方も、血圧が高めの方も、塩分の摂りすぎは体によくありません。
それに、健康な方でも、塩分の摂りすぎがよくないのはいうまでもありませんね。
普段から食生活には気をつけて、塩分の摂りすぎには注意しましょう。