腎不全になって、人工透析を受ける場合、週に3〜4回は病院やクリニックに通う必要があります。そして、それは一生の付き合いで、腎移植を行わない限りは止めるわけにはいきません。もちろん、治療には費用が付きものです。では、どのくらい費用が掛かるのでしょうか?実際、通っている病院やクリニックで差はありますが、大体一ヵ月に30万円〜100万円ほどと言われています。びっくりするような額ではあるのですが、医療保険で賄われることになり、患者本人の実質負担額は上限1万円なのだそうです。ただ、収入の多い人だと上限2万円になるらしいです。また、人工透析以外の検査や治療の上限負担額は2万円となっています。治療の金銭的負担はあまりないかもしれませんが、人工透析に費やす時間が長いために、思うように仕事が出来ず、収入減になる人もいるそうです。それに、医療機関に出向くにはそれなりに交通費も掛かります。そのため、決して負担が軽いとは言い難いようです。それでは、人工透析を受けた場合、余命はどのくらいなのでしょうか?確かに、人工透析をしていない人に比べると、余命は短い傾向にあるらしいです。何歳から人工透析を導入したのかにもよるそうです。そこから平均年齢の半分と考えるようです。例えば、平均年齢を80歳として、30歳で導入したら後25年、40歳で導入したなら後20年、60歳で導入したのなら、後10年を目安として考えるのだそうです。