糖尿病が原因で起こる合併症は、以下の病気です。
・糖尿病網膜症
・糖尿病腎症
・糖尿病神経障害
・脳卒中
・心筋梗塞
糖尿病網膜症というのは、眼球内の障害のことで、物がぼやけたり、夜間になると物が見えなくなる場合が多く、場合によっては失明する危険もあります。
糖尿病腎症というのは、腎臓障害のことで、食欲や集中力の低下、嘔吐や吐き気、倦怠感、むくみといった症状が一般的です。
症状が悪化すると透析が必要となる場合もあるので、注意が必要です。
糖尿病神経障害というのは、糖尿病によって神経に何らかの障害を起こしている状態のことをいい、足先が痺れたり、めまい、動悸、食欲の低下、下痢、便秘などを引き起こします。
脳卒中と心筋梗塞は、糖尿病によって動脈硬化になった場合に起こる危険性があります。
動脈硬化になると脳や心臓の血管が詰まったり、破れる可能性が高くなります。
そして、それらの血管に異常が発生してしまうと、脳卒中や心筋梗塞になってしまうのです。