糖尿病は日々の暮らしに大きく影響を与える病気ですので、初期段階での治療が大切です。
糖尿病を早期発見をするためにも糖尿病の初期症状を知っておきましょう。また、糖尿病の初期症状に気付いたら日々の食事を見直すことをおすすめします。
糖尿病の一般的な症状は主に下記の通りです。
・のどが渇きやすい
・排尿の回数が増える、量が多い
・体が疲れやすい、だるい
・異常に食欲がある
・体重が減少傾向である
・以前より性欲がない
・血行が悪い
血液中の糖濃度を下げる働きをするインスリンの分泌量が減ると、のどが渇いたり排尿の回数・量が多くなります。
インスリンの分泌量が少ないと常に糖濃度が高い為のどが渇くので多くの水分を摂ります。
その結果、排尿の回数も増えるという悪循環です。
インスリンの不足はエネルギー不足につながります。そうすると疲れやすくなったり、常に体にだるさを感じるようになります。
また、糖尿病になると食欲が増しますが糖分ではなく筋肉・脂肪をエネルギーに変えてしまうので、体重がどんどん減少します。
その他には性欲が低下したり、動脈硬化による血行不良も糖尿病の初期症状の一つです。
糖尿病と診断された時に食生活を見直すことはとても大切です。
糖尿病になっても同じ様な食事を続けていると症状の悪化が進み他の病気を併発する危険性があります。
糖尿病の初期症状に気付いた時の食事で注意したいポイントは下記の通りです。
・糖分や脂肪分が多い食事を控える
・緑黄色野菜をすすんで食べる
・食べ過ぎない
・食事は全般的に薄味を心がける
・1日3食きちんと食べる
・バランスのよい食事
糖尿病の初期症状に気付いたらまずは血糖値が上がりやすい糖分や脂肪分の摂取を控えるようにしましょう。
そして血糖値を下げる効果が期待できる緑黄色野菜をできるだけたくさん食べるようにしてください。
また食事は腹八分目を心がけましょう。
特に日本人の主食でもある白米は血糖値があがりやすいので食べすぎに注意しましょう。
食事は常に薄味を心がけ、決まった時間に三食きちんと食べるようにしましょう。
食事の際にはよく噛み、ゆっくりと食べましょう。食物繊維が豊富な緑黄色野菜から食べると血糖値の急激な上昇を抑えることができます。